2015.1.22

空が天井

 
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自宅の天井には孔がある.
 
 
雨が降ってくると、家の中に雨の音がポツポツ響く.
 
 
夜でも音で天気がわかる.
 
 
 
 
 
 
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天井が空につながる.
 
 
一見、そこがモニターかなにかの画面であるかのように錯覚する事もある.
 
 
内というものに孔があく事で、孔のあいた袋から空気が漏れるように、屋内を定義する感覚が外に及ぶと良いと思う.
 
 
そして小さな自然が内に滲むと良いと思う.(あるがままの自然はおそろしいものだから.)
 
 
 
広さの定義と、内の定義.
 
 
 
空を切り取る.
 
 
飛行機や鳥が横切っていくシーン.
 
ちょうど満月が浮かぶ時間.
 
 
 
少し得した気分.
 
 
 
この孔がおおきずぎると、人はここを中庭と認知する感覚が強くなってしまい、逆に空に対する意識が
 
フォーカスされにくくなる.
 
 
こう言って、おこがましいが、これはコルビジェが、青い海の横に建つカップマルタンの休暇小屋にて、海側の壁面を、大開口のビューウィンドウにせず、小さい小窓に留めた感覚と通じるのだと思っていたり.
 
 
 
 
 
 
 
 
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今後の参考に、こうすれば良かった、と思った点.
 
孔の形状を四角くしたので、光の輪郭も矩形になったことと、
 
もっとエッジの細部を練り、抽象度を高めていれば、ジェームスタレルの作品みたいにスパッと空を額に納めることができたと思う.
 
 
一歩一歩、気付いた点を次に活かし、想像と具現の間の精度を上げていきたい.
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所