2013.6.11

自邸建築日記20130611

しばらく現場の進行状況がスローペースでしたが、昨日、今日でものすごく進みました。
 
左官屋さんに、キッチン横のアクセントになるコンクリートブロックを積んでもらい、階段一段目と1階トイレのコンクリートを仕上げてもらいました。L字に曲がったコンクリートブロックの向こう側は、下駄箱になります。
 
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加治屋さんに、手摺を溶接してもらいました。今日12本の手摺を取り付けました。
アオダモと空間の一体感を阻害しないように、(理想は大きな水槽の中に人と緑が溶け合っているイメージだったので)手摺のデザインにはかなり悩みました。
手摺がつくとやっぱり空間の溶け合った感じは以前より分断されてしまった感じは否めません。(それを緩和する工夫は頑張りました)
でも空間に入った鉄のラインたちが、なかなかいい感じです。
2階は四角鉄の規格で設計し、3階は丸鉄の規格で設計しました。
四角は空間を構成する他の部材たちとあわせました。RC、木柱など。
丸は植物とあわせ、また上方に向かって天と空間に溶けていくようなイメージで採用。
手摺に関しては、仕様部材を統一しない事で、空間内の状況を混ぜる事を意識しました。
構築部材を混ぜる。外と内を混ぜる。人と植物、環境を混ぜる。コンセプトは混ざる家かもしれません。
 
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塗装業者さんは、ここしばらく抜けていましたが、今日から天気が悪くなったので、全員集合。自宅なので職人さんの段取りもこんな感じです。(僕は首を長くして待っていましたが・・・。)今日は、一気に進んだなぁ。。。
ここを塗ったところを楽しみにしていました。室内の小屋がより小屋っぽくなりました!
やっぱり、葉っぱの緑とウォルナット色はとても相性が良い。
 
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大工さんに杉の足場板で3階の床と階段を仕上げてもらいました。
(足場板は工事の足場に使われる材料で、一般的に仕上材では使いません。↑2枚上の写真で丁度使われています。)
面倒をお願いしてビスではなく手打ち釘で施工してもらいました。ありがとうございました。
 
この杉の足場板ってほんとに魅力的。安くて、この素材感。(4mで1枚3000円くらい。)
何しろ本物の板です。この足場板をとるために杉の木は何年かかるんだろう。
鉄と荒い肌の木の風合いが良く合います。
 
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これから仕上工事ラストスパート。完成に向かって印象がどんどん変わっていきます。(モチロン僕のアタマの中では出来ています。)
 
お待ちかねの台風が発生してドキドキ(ハラハラ)しています。
せめて完成してから来てほしかった・・・・。
 
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軒の向こう、東の方向から不穏な風が・・・。