2012.11.3

TDW2012 + 建築巡礼

会社の研修で東京・明治神宮で開催するデザイン&アートイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK2012」に連れて行っていただきました。
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インダストリアル、建築、インテリア、アート、企業、学生、等等デザインが勢揃いで、お腹イッパイでした。
すごく刺激を受けました。
特に有名、駆け出しの画家達の絵画の数々を見て、例えば格闘技にその人その人のファイトスタイルがあるように、絵の分野においてそれぞれ自分の世界観を表現されている作家達に大変影響を受けました。
 
以前から気になっていた建築巡礼も行ってきました。
 
中村拓志さん 東急プラザ 2012竣工
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ネット社会の現代でもあえて行きたくなるような商業施設を がコンセプト。
ビルの屋上に おもはらの森 なるものを計画。
場を中心にすり鉢上にくぼます事で、斜面に腰掛けた時の落ち着き感が増します。
たくさんの人が思い思いに場所に身を委ねていました。 
 
たまたま、21-21 安藤忠雄建築研究所+日建設計 2007年竣工
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を発見。やっぱり東京はスゴイですね。。そこここにいつか本で見た建築たちが・・・!!
 
キョロキョロ 田舎モノ丸出しです。。。
 
そして、今回の出張でも行ってきました。
早朝散歩。
目指したのは・・・
 
ここ数年、憧れ、憧れ、羨望の目で見上げた住宅。
 
二重螺旋の家 O+H 2011年竣工
 
早朝な上、個人住宅なので、行くべきでなかったのかもしれません。でもどうしても会いたかった。
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模型の発表で衝撃を受け、誌面での建築状況に胸を躍らせ、完成発表誌面で息を呑んだ作品。
同年代の建築家がこの世に出現させた 童話の国から来たような建物。
思えば、ここ数年、この住宅の虜になり、ずっと影響を受けていたのかもしれません。。。
 
模型で見た時と、誌面で完成を見たときとは違う衝撃を受けました。
白いコアに廊下階段などが巻き付いたイメージというコンセプトは勿論の事、
 
木の量塊。木が岩のように力強く、都会に出現した砦の様でもあり、童話性なメルヘンな感じもあり、やっぱりこんな住宅作品見たことない。。。
窓の位置をどう、とか 仕上げをどう とか 表層的なデザインでなく 彫刻的であり、建物自体が造形的に魅力を放っています。スゴイ。
やっぱり衝撃を受けました。やはり建築は生で見ないと分からないと実感しました。
(住宅街、基本ご近所さんに会いませんでしたが、ご迷惑を承知の上勉強させていただきました。社会の皆様すみません。)
建築でこれだけの表現を実現しようとする、構造、建築基準法、施工監理 等 計り知れないの困難があったに違いありません。
計画発表からドキドキさせて頂いたこのオウチを見て、大きな事を 再感させて頂きました。
 
建築は、 この世に 具体に そのものを 立上げる事ができる 術 なんだと。
 
今回の勉強で、この虜からひとまず 卒業し 自分も創りに没頭したいと思います。
 
勉強の機会を作っていただいた会社に感謝です。ありがとうございました。