2019.3.17

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敬愛する写真家 中里和人さんの個展
現代美術制作所
つげ忠男 x 中里和人 展へ.
いつも僕に世界をみる感受性、周波数を授けてくださる中里さんの眼と写真.
今回の展覧会は中里さんが1983年から撮りはじめ、1991年に出版された初写真集 湾岸原野 から最新のNight in Earth まで展示され、中里さんが特に初期の頃に影響を受け続けたという漫画家 つげ忠男とのコラボ展という垂涎の企画.
夕方から中里さんの作品解説の時間も有り、どういった考えで今までの写真集の被写体と向き合ってきたか、をレクチャーしていただきました.
Night in Earthでは、
『ひとと星がつながっていること. 元素ではなく、素. 人間も自然も同じ.
それらが形に至るエネルギー、

場所の力、1000年前の誰かも、この場所で背筋がゾッとしたり、ギョッとしたりしたこと.
を写真で写したい.』
中里さんの写真からは、多くの人が感じているけれど、言葉にできなかったり、体感としてはっきりと実感できていなかったこと、すなわち感覚の閾値を増幅させる力があります.
人、場所、自然、時間、エネルギーを読む力. 
いつも中里さんの世界から、自分の感覚、センサーをチューンナップしていただいています.
今回も貴重な時間をいただきました.
世界を見る眼. そしてそれぞれ数年に及ぶひとつの取組み、被写体との対峙が終わったら、更に自分の眼を更新して次の取組みへstepする姿勢.
自分の肌の表面から、身体の内部まで、心の深層まで染み入るような言葉の数々と学びをいただきました.
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展覧会が終わってからお誘いいただき、2年ぶりに中里先生と一杯、夜は展示室で作品たちに囲まれながら中里さんと2人で語り、就寝するという自分にとって究極的な時間をいただきました.
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本当に嬉しいことに・・・、
『米田さんは100人、500人に一人くらいの割合で、自分の世界の周波数をキャッチしてくれる人』
とのお言葉までいただき、、、感無量、幸せっす・・・.
あと、『米田さんは建築家建築家とどっぷりにならないほうがいい』 とも  笑
中谷タケシさんにもこのアドバイスをいただいたなぁ、と思い出しました.
朝、無事始発で帰ってきました.
京都の朝は早い.
この身体、このセンサーで自分の世界を見て、掬い、日々を活動していきたい、と心新たに.
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