2017.10.1

何者

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何者  三浦大輔監督 (2016年)  原作 朝井リョウ
今、大活躍している実力派若手たちの豪華キャスト.
就職活動中の大学生の心理と人間関係.
物語の進行の重要なカギがSNSでの裏人間関係、というのが現代的.
協力、友情、たてまえ、人への嫉妬、その裏の憧れ.
この映画の世界観の演出はどこか演劇の描写とも通じているような構成.
主人公のかつての仲間のブログに対する
「あたまの中にあるうちは、なんだって傑作なんだよ!」
「まだ形になってない物や、人間関係ひけらかして自分頑張ってるアピールするのやめろよ!」
のメッセージが、自分に言われてるようで、ドキリとした.
けれども、そんななかで、主人公は、本当は自分がどういう自分でありたいか、を人間関係や先輩(山田孝之)の言葉から、自分自身と対話して見出していく.
結局、  素直になること、  僕はそれが一番大事なんだと、この作品を観て再感させてもらえた.
なんに対してでも.
観てよかった、と思える作品.
時々入る、演劇の世界と現実の世界を混ぜるアングルと構成も、僕としては斬新でした.