2015.7.1

家はおおきな内臓だと思う

 
 
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尊敬する画家、アーティストの中谷タケシさんが数ヶ月前に描いてくださった僕の肖像画を、額装してプレゼントしてくれました.
 
 
嬉しいです.
 
 
○ 割増しのオトコマエに描いてくださってます.
 
 
縁起でもない冗談ですが、半分本気で妻にはこれを僕の遺影にしてくれと言ってあります (笑)
 
 
 
ここだというところを探し、飾る.
 
すわりが良い、というか、その飾った場所に設えがぴったりくると、そこに新たな空気が生まれます.
 
こういった設え、インテリア(住人の趣味嗜好の投影)により、住まい自体が、住み手(自分)の内面世界を映すような、はたまた棲家が住み手の精神とドロドロつながっているような様相、空気感をつくり、ますます人と棲家の一体化、つながりが生まれます.
 
どんな設えをするか、生活をするか、住み方をするか、色んなスタイルがあると思いますが、住むにつれて自然と住は住み手をあらわし、住み手は住に対してある意味、自身の内面世界を具象投影していくのだと思います.
 
 
僕は僕に設計を依頼して下さったクライアントと一緒に、こういった、依頼者さんそれぞれの 住とひとの親密な関係 そんな世界をつくっていきたいと思っています.
 
 
我が家は住みはじめて2年.僕の世界、妻の世界、子供たちの世界、(アオダモもしっくりなじみ)棲家という大きな内臓の中に自分たちが生活しているような気がしています.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所