2011.3.8

東京カテドラル再訪

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新しい工法、建材を探しに東京に日帰り出張。

最近ようやく、実際に使えそうなものやこうしたら面白く使えそう、という観点で各社のモノを見れるようになって来た。

アワヨク仕事が早く終わったら、特急に乗って後2時間 栃木まで今どうしても見たい建築を見に行く算段だったが叶わず、録ミュージアムはオアズケとなった。。。

建築巡礼の中で最も感動した東京カテドラルに再訪した。
故 丹下健三氏の代表作にして氏が眠る場所。
8枚のコンクリートが支えあうようにして出来る祈りの場所。
天井にできる十字架型の開口からコンクリートの谷間に光が染み入る。
社長がトップライトを見上げる姿を離れたところから見る。
巨大なコンクリートの壁前に光に染められた人影。
建築のスケールが人と対比し、場所の迫力が認識できる。
地球のどこかの割れ目の地底、そんな場所に創られた聖地に来たよう。

祈りを捧げる場所。誓いの場所。別れの場所。

ここに来ると、若輩者ながら建築の力を信じさせてくれる。