2013.7.5
自邸建築日記 在来浴室偏
今回、自宅建築で挑戦したかったことのひとつ。在来浴室の設計・監督。
性能的にも、コスト的にもユニットバスの方が優れることが多いため、現在の住宅はほとんどがユニットバス仕様になっています。
でも、経験しておきたかったのと、西の山々と、田園を取り入れた半露天風呂感覚を体感できるようなお風呂をつくりたかったので、トライ。(たくさんの業者さんのお力のおかげです。本当に勉強になりました。)
水道業者さんと、現場で排水ルートを検証。


この頃は、まだ茶色い水田。
この窓も、外の景色をノンフレームで切取れるように、建築的工夫を施しました。
(外付け引き違いサッシを外壁側にふかして納めて、全開口片引き窓に変身させました。大工の大家さんにアングルまで加工してもらいました。。。)

吉岡棟梁に、木で浴室を造ってもらいました。
なにやらやさぐれているご様子。

その理由は、僕が引いた図面が現場にあった板切れにマジックで描いたこれ↓だから・・・。(すみませんでした・・・。)
(言い訳ですが、浴槽を購入検討する時には、きちんとCADで開口高さや、浴室面積は検討いたしましたのです。)

木の合板の風呂完成まぢか。

FRP業者のTさんと打ち合わせ中の吉岡さん。

FRP防水完了。(FRPとは強化繊維プラスチックの事で(18歳から1年半、僕、工場でこれ作ってました。なつかしいです。)住宅のベランダ、船外機の船体にも使われています。)

FRP層に保護塗料を塗っていきます。

Tさんがをサンダーでササクレをとってくれています。

仕上げ塗料塗り。白トップコートの1回目。

トップコート2回目重ね塗り前

器具付け

コーキングとリモコン付けと照明付け(シャッターチャンスを逃しました・・・。)を経て
完成!!
田園の緑と 向こうの ホッサカサン を望む浴室ができました。


朝もやけ。



工事に携わってくださったたくさんのみなさん、本当にありがとうございました。。。