2017.4.6

虫眼とアニ眼

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先日読んで、とても良かった本。
宮崎駿さんと、養老孟司さんの対談のまとめ.
(ちょうど もののけ姫や千と千尋を世に出されたタイミングの頃の節々の対談. 2002年出版)
自分の分野の技術者として、またここにいきる少年として、それぞれの眼で世界を見ているふたりの視点.
自然界のディテールへの眼差しの透明さが印象的でした.
もうひとつ、印象に残った言葉.
『現代の人間は人間関係だけにとらわれすぎている.』
もちろん社会を生きていくうえで人間関係は無視できないけれども、それだけが全てではなく、それはあくまでも一部分だ、自分が生きているこの場所、この世界を見つめなよ、というふたりの優しさと眼差しがつたわってきました.
(そして、いたるところにおふたりの本音や人間らしさもダイレクトに出ていて、読んでいてうれしくなりました。。。)
僕も自分が生きるこの世界と風土をもっと見つめていきたい、と思った次第です.
ある人がブログで、この本に描かれた宮崎駿さんが考える理想的な町のすがたやようちえん(荒川修作さんと考えた)と、ふじようちえんを設計された手塚貴晴さんの建築との共通性を上げ、手塚さんは宮崎駿さんに影響されているのでは?というquestionを書いたのに対して、どこかでその記事を読まれた手塚さんが イエス! というブログを書かれたことから、ぼくも興味を持った本.とても良かった.