2013.9.18
台風18号
室内に雨と風を導く自邸。
20130915～16初めての台風を経験しました。
体を振って踊るアオダモ。
横に降る雨。
室内は、開口位置から読んでいた雨の来る部分に防水、逃水処置を施工していたので、概ね問題ありませんでした。
台風が過ぎ、お客さん達にＴＥＬしました。
みなさん、幸い『なんともなかったです』とのおこたえ。
ホッとしつつ、最近の家の防水、サッシ性能はすごいなぁ、と感心すると同時に、台風のたびにドキドキしない家を羨ましく（少し・・・）思いました。
雨風の音を聞き、感じる家。
台風時、昔の家は、木の雨戸のガタツキ、家の揺れで台風を感じていたと思います。
これを感じなくする技術はすごい。でも、僕は感じていたい。畏れていたい。
これを感じなく、一方的に排除し畏れを越えようとする本能は自然なこと。でもそれは、暗闇を畏れた人間が、夜を煌々と照らした現代と同じと感じます。（僕も照らしていますが・・・。）
（自然に対してシェルターとしての安全性はもちろん大切）
ふと僕は、自分が崖のギリギリどこまで立てるかのチキンレースをしている光景を浮かべてしまいました。
とはいえ、家族を危険に晒しているつもりは毛頭ないです。自分なりに検証し、大丈夫と判断し設計しています。
自邸なので、好き勝手なことをしていますが、自邸だからこそ、自分の哲学、表現を建築で体現していきたいと思います。
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台風一過。
素晴らしい青空。涼しくなった風が少し寂しい。
次男の七五三。
家に降る太陽が清々しかったです。
