編集者として、国内国外の建築、生活、住まいに触れてきた著者による実体験から生まれた物語たち.

1話3頁.

毎日1日1話ずつ楽しみに読んできて、とうとう読了.

人が（人たちが）、たてものの中で（町の中で）　、そして時間の中で（季節と時代の中で）生きるシーンが掬いとられて並んでいる.

ノンフィクションなのに、1話1話におとぎ話との境がわからなくなるような、物語の美しさとある種の儚さ、住むことの面白さにあふれている.

素敵な本とのご縁に感謝。。。