2018.8.6

本日記

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集中力はいらない 森博嗣 (2018年)
すこし前に糸井重里さんがほぼ日で紹介されていて、気になったので読んだ本。
テンポのいい文章から目からうろこの内容たち。
著者のアタマの中から思考がそのままスラスラと出てきたような文体と内容。
集中力、というものを違う視点から見てみる。
分散力、思考のつながり、発想力へとつながる。
一点崇拝ではなく、俯瞰的に物事をみること。
ほかにも、著者の考えでものすごく納得した一文をご紹介。。。
-文中より-
・一般的に言われている「SNS疲れ」というのは、結局は、飾った自分、気に入られたい自分を装うのに疲れるわけです。友達に悪く思われたくない、みんなに認められたい、となるから、スマホから離れられないのです。
僕にしてみれば、どうしてそんな嫌なことを自分からするのかな、というだけです。
・自己主張というのは、自分の意見を述べることだ。自分の願望を述べることではない。何が正しいと考えるのか、という意見である。
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最近SNSから離れているのも、僕自身、自意識と人から良く思われたいという気持ちが人一倍強くて、気にし屋だから疲れたんだろうな、と妙に納得する。
その点、僕にとってこのBlogはあくまでも自分の頭の中の整理と、アーカイブ的な要素が多く、相互方向という感覚がないから好んで長続きしているのかも、と思った次第。
もちろん、、、飾っていないとはとてもじゃないけど、いいきれないけど。。。
おしつけがましくなく、でも論理的。著者の知性と納得の考え方にふれる事ができる良いご本でした。