1972年に建てられた、山根鋭二さんが設計された半セルフビルドの住居、カラス城の詳しい資料が見たくて、調べていたら、Amazonにて、35年前にGAから出ていた『日本の現代住宅1970年代』の古本に出会う．

カラス城も、、、鯨井勇氏のプーライエ、石山さんの幻庵、安藤さんの住吉の長屋、伊東さんの中野本町、阿部勤さんの中心のある家、など、名作たちの40年前の新築当時の姿たち．

途中で度々挿入されているクリスフォセット氏の論文は目がちかちかする真っ青な色の誌面、

そして当時の日本のギラギラした情勢の中で生まれた住宅たちは刺激が強すぎて、鼻血が出そうだ・・・．

とんでもなくスゴイ本．

ネット上、ちょうど一冊だけタイミングよく出会えたこの本とのご縁に感謝するとともに、しっかり勉強し、吸収したい．