2016.11.19

20161117 Oさんち

20161117伊勢市小俣町Oさんち.
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階段棟の光の状態が確認できるところまで工程が進みました.
この空間は天窓だけで採光しています.
検討を重ねた甲斐あって、うまく光がまわっていてとても嬉く.
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最上階へ至る黒鉄階段の外側が筒の役割をはたし、その表面を光が滑りながら最下階で滲みます.
階段を一段一段のぼるごとにだんだんと光に包まれていく光の階層ができました.
住居のある部分部分にあえて光の調子を落とした空間をつくっていくことで、室から室へ移動する際の気分の切り替えや、空間に奥行きと深みを与える事ができます.
今回の住居では、階段棟を一つの拠点に、来客も想定したパブリックな1階、プライベートな室が並ぶ2階、周囲を見晴らすことができる大きな屋上への動線を分岐、振り分けています.
適度な薄暗がりをつくることは、燦々と明るい空間をつくることよりもはるかに難しいと改めて思いました.
(明暗の検討は、開口の大きさだけでなく、方位、立地条件、素材の質感、内装の反射度がそれぞれの空間によって異なるためです.)
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日没前.
光を絞った空間だからこそ顕れる時間があります.
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
 
米田雅樹 三重県 建築設計事務所