2017.7.2

20170624 

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先週のこと.
JIA東海住宅建築賞に3年ぶりにエントリー.
写真家の谷川さんがとても素敵な写真を撮って下さっていて、お送りくださいました.
手塚由比さんにプレゼンしているところ.
(じつはこの時が一番緊張して声が震えていて、、、)
むかしばなし
実は27歳で建築の夜学を卒業するタイミング、あるハウスメーカーの採用が何社か決まっていて、
家庭のこともあり給与的な安定の道に傾きかけていたのですが、
そんな時、友人から大阪で開催された、この手塚さんの夜の講演の招待券をもらい、レクチャーを聴いたことが
自分の人生の分岐点になったのでした.
屋根の家、ふじようちえん.
こどもたちのいきいきとした顔.
人の生が躍る場所.
感動した.
僕がいま進もうとしている道を選んだら、こんなすごい建築をつくれる人間には絶対になれない.
妻に無理を言い、企業の内定をお断りし、何でもつくっている地場の工務店で建築のつくり方を学びながら、設計やデザインは自分で勉強するという道に進むことを決めました.
(アトリエ設計事務所への道は、家計的に難しかったので、それが当時の僕の最良の判断でしたし、良い判断をしたと今も思っています.)
講演を聴いた日の日記に、当時の胸の高鳴りを記録したことを思い出します.
賞やメディアは本質ではない、という声もありますが、
(もちろんそれありきで建築をこしらえるわけではないので、いちばんの目的になってはいけないと思いますが)
その分野の専門の目に自分を晒すことでしか得られないことも絶対にある.
人生をかけて真剣に取り組んでいること.
それをあえて外部にさらすことはある種の強さがないとできないことだと思っています.
独立して3年半.自分自身の成長を感じることができました.
自分の建築.
10年前のあの日感じた胸の高鳴りは今もずっと続いています.
もっと成長できるように、日々の出来事の全てと向き合いながら、建築と歩いていきます.