2018.9.2

20180830-31

前回のブログを読み返したら、ホロヨイでなんだか雑に書いてしまっていたので、書き直します。。。
急遽、クライアントの東京事務所にて打合せ.
このプロジェクトに自分を採用しても良いかどうか、賛否がある中で、僕を推薦して下さった方、取締役の方たちに今の案をプレゼンする.
その後、せっかく東京まで来たので、行きたかった場所を巡る計画に.
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森美術館で開催中の 日本の建築展 へ.
たくさんの展示は見ごたえがあった.
学術的な深掘りは少なくとも、名作たちを肌で感じ、再考する機会となり、大きな学びとなった.
原寸の待庵に入る事ができ、数年前外から見た実物を思い出しながら、素材とスケールを反芻し、体感を重ねる.
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文献で何度も見た丹下健三さんの自邸1/3模型は、シビレました。。。
どの柱一本、耐力壁一枚抜いても成立しない意匠と構造の緊張感。
木造ピロティ。 ダブルに抱かせた柱と梁。 その取合い。
「建築の意味や問題というのは、建物が成立する社会や文化の網の目の中に、その建物の居場所を見つけていくことである。」
塚本由晴
夜、同じビルのシネマでひとり、観たかった映画を観る。
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オモシロかったし、勢いがあった.
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宿は、平田晃久さんが設計されたナインアワーズ赤坂で.
僕の好きなカプセルホテル。。。
いつもカプセルに泊ると自分が蜜蜂になった気持ちになる.
それが案外心地よかったり.
動物的本能かな、、、
男女のゾーニング分けや主要動線の寸法、諸室の配置、数など、参考になった.
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翌日、先月のいつだったかブログで行きたいなぁ、と書いた国立博物館にて終了間際の縄文展へ.
(諦めていたけれど、結局来る事になって、少しばかりの不思議な因縁を感じたり、、、)
平日なのにものすごい人で(もちろん僕もその中の一人)、チケットを買うだけで30分の列、帰ろうかとも思ったけれど、あれもこれも、縄文土器、土偶、埴輪界の代表たちが勢ぞろい・・・。
来て、ヨカッタ。。。
同、上野公園内にある、東京文化会館.
いつ来ても、カッコイイ.
前川国男. いい時代のRC造.
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その後、浅草 BOROMUSEUMへ.
田中忠三郎さんがコレクションされた日本の歩み.
我々の生命の営みそのもの。。。
触れる展示品たち.
何枚も布をつかって、人間を温めてきたこの布団を持った時、泣きそうになった.
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ドンジャ.
寒い北国. この大きな布の中に親子で入って、お互いの温もりで温め合いながら就寝した.
人と人の体温.
とても根源的で、尊いことのように思えた.
僕も・・・・入ってみた。。。(セルフシャッターで撮影)
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(妖怪みたいだ.)
でも、やっぱりものすごく落ち着く.
カンガルーの赤ちゃんになった気分.
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最後に葛西臨海公園によって、クリスタルビューへ.

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美しい建築.
でも内部は、
ヨネダ設計舎ホームページURL yonedasekkeisha.com