2012.10.24

CASAプロジェクト実践会　岸和田

昨日今日とCASAプロジェクト主催による、全国から集まった6社の工務店実践会（勉強会）に参加してきました。

今回お邪魔させていただいたのは、大阪岸和田の中商さん。この工務店さんは、建築家ネットワークの作り手で、200以上の実績があり、高い施工力をお持ちで、外構造園部門では年間700物件、その上自社ブランドのお家も絶好調のすんごい会社さんでした。

会社もすごいし、さらにスタッフさんたちの情熱がスゴイ。会社から多忙きわまる実務以外に様々な宿題（社内コンペ、地域ﾎﾞﾗﾝﾃｪｱ、新事業立ち上げ等）をまかされても、それを挑戦すべき壁として、チーム一丸となって乗り越えていく姿勢。ものすごい刺激を頂戴しました。表向きの会議が終わってからの夜の懇親会でも、この気持ちをお話されてて、本気さが本当に伝わりました。

実際の施工物件にもたくさんご案内いただき、施工の事、コスト、実行予算、建築家たちの様々な図面。ものすごく詳しく教えていただき、大変勉強させていただきました。
今度、4月に三重にこられた時に恥ずかしくないように、気合を入れなおし、しっかり準備していきますね。

―――――僕は出張に行くと必ず早起きして、その町を歩きます。

この岸和田と言う町。初めて訪れた町ですが、個人的に記憶に残る住宅作品がある町として印象に残っていました。
その住宅は、毎月定期購読している　建築専門雑誌　『住宅特集』　を初めて購入した刊に一番最初に載っていた住宅です。
奇を衒わず、かつ落ち着いた雰囲気でありながら力強い建築。建築はこんな住宅が出来るのかとすっかり虜になったものでした。以来、ずっと憧れ続けている竹原義二さん。

この竹原さんを知るきっかけとなった作品がある町。

人口20万を超える町で、出会えないだろうなと、思いつつも、どこかで会えそうな予感（期待？）がありました。

とりあえず海で缶コーヒーを飲んでから30分くらい町並み散策していると、

出た！！！！！

マジか。自分の予感が怖かったです。

人と　思い出の住宅との　出会いに恵まれた　思い出深い出張になりました。

仕事に対する姿勢。この二日間が自分の転機のひとつになるように実行していきたいと思います。

中商社長様はじめ、スタッフの皆様、現場の事、情報をを親身にレクチャーいただきましたWさん、ありがとうございました！！次回、三重でお待ちしております。