2016.8.7

I さんち 竣工写真

4月にお引渡しをした、伊勢市多重囲いの家Iさんち.
竣工写真が届きました.
イヌとネコと人間の立体三重動線を内包する住まいです.
田園と開発住宅地が混在する立地状況なので、北側にあるイチゴのビニールハウス群に対して、新しくできたこの住まいがなるべく影を落とさないよう、最高点が建物センターにくる三角屋根にしてイチゴハウス側に落ちる影の長さを短くしました.
このさんかくのカタチは周囲の風景をつくっているのメロン栽培ハウスや、田園の向こうにたつ横に長い小屋たちの形態を少しなぞっています.
屋根の下の最外周はイヌが走り回るdogrun.
そしてイチゴのビニールハウスの周囲にはイチゴ農家が飼っている受粉媒介となるミツバチたちがたくさんいるため、住居の北側に格子状の半外部層を設けることで新しい生活者と、元から営まれていた地域の耕作者、お互いにとっての緩衝地帯としつつ、敷地境界の外柵を不要としています.
今回クライアントさんはコンクリート打ち放しの風合いを希望されましたが、断熱環境、コストを検討した結果、コンクリートの壁は最外周と一部の室内に貫入させるにとどめ、内部は断熱性の高い木造、木の仕上げとして柔らかい風合いの層で空間をつくりました.
敷地は開発宅地の道路突き当りにあるので、コンクリートは外部からのプライバシーを高める役割も担っています.
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 7

イメージ 3
イメージ 4

イメージ 5
イメージ 6
イメージ 9

イメージ 8
イメージ 10
イメージ 11
イメージ 12
イメージ 13
イメージ 14

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

ワンちゃんのお引越しはまだですが、ニャンちゃんがぐるぐると建物の中を巡回する光景を見る事ができてとっても嬉しくなりました.
Iさん、ありがとうございました!
よいご生活をお送りください.
Photo by katsushi kawai
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所